人気ブログランキング | 話題のタグを見る

演芸ライフを報告する、小さな小さなメディア。2004-2006.
by chiroly_tokyo
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
両国冬まつり
両国冬まつり
@お江戸両国亭
2006.12.15金

ガッポリ建設 コント
昔昔亭桃太郎 
仲入り
三遊亭好楽 つる
鏡味仙志郎 太神楽
立川談春 除夜の雪

途中入場。ガッポリが出た空間に、ほどなくして談春が出る不思議さ。
やはり除夜の雪は談春のネタとしてはいいとは思えない。いじめられて自殺する女性の噺。どこに「救いようがある」のだろう。それも、この席でかけるのは無茶。にぎわい座の前にやっておきたかったのか。さすがに受けてはいたけれども、いびきをかいてる客もいた。
# by chiroly_tokyo | 2006-12-16 16:29 | 落語
審査員のこと
オートバックスM-1グランプリ2006の審査員が決まった。
島田紳助、松本人志、南原清隆、渡辺正行、大竹まこと、島田洋七、中田カウス
の7人。
ラサール石井がいないし、春風亭小朝もいない。という感じ。

コンテストではルールとともに、適切な審査員はもっとも大事なんじゃないかと思う。じゃぁ適切な審査員ってなんなのか、具体的に誰なのか、というとなかなか難しくて、一言では説明できない。できる限り適切な審査員を見つけて決めてほしいと思っている。
7人のうち4人が吉本なのは適切なのか。女性がひとりもいないのは適切なのか。漫才経験者やコント経験者、演芸経験者が審査員の最低条件なのか。考える余地はありそうな気がするし、かといって、理想だけ言ってもスケジュールや条件が合わなければ実現しないのもまた事実だし。
このことだけを考えれば、1組図抜けたコンビが独走状態で優勝してくれたら、そのときだけは気にしなくてすむのにな、と思う。
# by chiroly_tokyo | 2006-12-13 02:02 | 日記
M-1グランプリ2006決勝進出者発表
M-1グランプリ2006決勝進出者が発表された。

■決勝進出8組
POISON GIRL BAND(吉本興業東京)
フットボールアワー(吉本興業東京)
ザ・プラン9(吉本興業大阪)
麒麟(吉本興業大阪)
トータルテンボス(吉本興業東京)
チュートリアル(吉本興業大阪)
変ホ長調(アマチュア)
笑い飯(吉本興業大阪)

初の決勝進出はザ・プラン9と変ホ長調の2組。
ザ・プラン9は結成から5年だが、なだぎはNSC8期生、芸人キャリア17年だったりするのがちょっとひっかかる。“5人”を活かし切れる漫才ネタって、2本あるのだろうか。
変ホ長調は前から話題になってたので、決勝進出も意外ではない。麒麟枠っぽいコンビ。ただ本寸法の漫才スタイルなのか、3組に残せるか、優勝させていいのか、という説得力は弱いかもしれない。
フットボールアワーは優勝経験コンビ初の再決勝進出。っていうか、このシステムでいいのか。おかげで1枠減ってるし。フットをもう1回優勝させていいことあるのだろうか。
POISON GIRL BANDとトータルテンボスは2年ぶり。そこまでの成長を見せてくれる気配があんまりない。
麒麟と笑い飯は常連組。今まで以上のネタなんて出せるのか。
チュートリアルが有利な気がする。去年も良かったし。このメンツでは一番しっくりする。

ジャルジャル、NON STYLE、三拍子が落とされてる。力不足なのか、ネタが悪いのか。

【予想】
敗者復活:5番6番
決勝3組:チュートリアル・笑い飯・敗者復活組
優勝:チュートリアル
# by chiroly_tokyo | 2006-12-11 23:23 | 日記
花形演芸会
花形演芸会
@国立演芸場
2006.12.9土

柳家喬太郎 心眼

聴きたくて。
心眼といえば八代目桂文楽のものである。それをどこまで演るのか。
中盤まで実によく再現していたと思う。
後半、喬太郎らしさを出してきた。落げあたりの間の取り方も十分。
よかった。お客さんの拍手も頷ける。
また大賞か。

現代の落語家の最高峰が演れば、こうなるだろう。
桂文楽のいた時代とは違うのだから。
改めて、桂文楽の人物描写の的確さに驚く。
# by chiroly_tokyo | 2006-12-10 08:38 | 落語
立川談春独演会
浅草見番寄席 立川談春独演会
@浅草見番
2006.12.9土

立川談春 慶安太平記 善達の旅立ち
太田その 唄と三味線
立川談春 慶安太平記 吉田の焼き討ち
仲入り
立川談春 三方一両損
立川談春 桂吉坊 対談

主催者から難いネタを演る会だと聞いて、談春は慶安太平記を選んだ。客を選ぶ噺。池袋での談志とのリレーを思い出す。怪僧善達が飛脚に手玉に取られるのが引っかかっていたのだが、今日は違和感なし。切れ場が盛り上がる。
太田その、初めて意識して観た。談春の着替えのつなぎでということだったのだが。もうすっかり虜になってしまった。唄も三味線もよくわからないけど、素晴らしい。わからないのに、素晴らしさだけはわかった。若くて、容姿がよくて、こんな人がいるなら、もっと前に出せばいいのに。
後席、ちょっと展開だれる。それでも、火事を起こして騒ぎの中で逃げる善達と十兵衛、それを見つける知恵伊豆と呼ばれた信綱の姿が目に浮かぶよう。
三方一両損は軽く。訴え出た後、いるんだかいらないんだか。越前の守が出るまではいいのだが、落げまでがどうにも。
何か話したいのかと思ったら、吉坊を呼んで対談。米朝の話より、談春と吉朝の関係が少しでもわかっただけで満足。
でも、談春は吉朝をわかってないだろう。
# by chiroly_tokyo | 2006-12-10 08:08 | 落語